2012年6月20日に行われた、校長先生との座談会の様子です。
浅井:1-7の生徒会役員です。
秋月:1-3の生徒会役員です。
<生徒>
よろしくお願いします。
<堀校長>
よろしくお願いします。
<浅井>
まずはじめに、校長先生の自己紹介をお願いします。
<堀校長>
盲学校から来ました。堀康子です。
専門教科は国語です。
私は八年前にも藤島で教員として勤務し、藤島の卒業生です。もう一度、この学校で勤める機会を得て、とても嬉しく思っています。
<秋月>
この学校の印象やイメージはどのようなものですか?
<堀校長>
先ほど言ったように、私は8年前にも勤務していたので、イメージとしては変わりません。しかし、私が盲学校に勤務していたときは、藤島高校は伝統のある
大変そうな進学校という印象を強く受けていました。しかし、中に入ると生徒はこのようなことを意識せずに過ごしているように見えます。
また、生徒たちは勉強だけでなく部活動にも一生懸命打ち込んでいるように思います。
<浅井>
私は入学前、この学校の生徒は勉強で忙しそうという印象が強かったのですが、実際、ユニークな生徒も多く、充実した学校生活を送っています。先生はこの学校をどのような学校にしていきたいと思いますか。
<堀校長>
まずはじめに、生徒たちがこの学校へ来たことを誇りに思い、卒業して社会に出て「君はどこの高校出身なの?」と聞かれても自信を持って「藤島高校です!」と答えられるような学校にしたいと思っています。
また、教師たちも、藤島の生徒を教えることが出来て楽しかった、良かったと思えるような学校にしていきたいです。
そして保護者の皆さんにも、藤島に子供を出して良かったと思っていただけるようにしていきたい。
<秋月>
この学校の生徒に求めるものは何ですか?
たくましさです。色々なことに自分から積極的に関わり、どんな困難にもくじけず、時には自分で、また時には友と協力して解決へと導いていく力を持ってほしいと思います。
例えば学習面で言うと、塾などの予想問題集などに頼って、点を取るための勉強をするのではなく、様々な問題に出会い、それらを自分たちの力で考えようとする姿勢を持ってほしいです。
<浅井>
この学校に来て、生徒の様子はどうですか?
<堀校長>
自分が高校生だったころとあまり変わっていないと思います。
生徒の皆さんは気付いているのだと思いますが、挨拶をするときに恥ずかしそうにしています。成績などの学習面だけでなく、人間として挨拶などもしっかり元気よくできるようになってほしいです。
生徒たちの表情を見ていると、自分が高校生だったころと同じ悩みを持っているようで、高校生の頃に持つ悩みというのは、何年たっても変わらないのかな、と思っています。
<秋月>
部活動をしている生徒たちを見てどのように思いますか?
<堀校長>
部活動をすることはこれからの人生で宝になるので、部活動をするのはとてもすばらしいことだと思います。この学校の生徒たちは時間、をうまく使い、部活動と勉強を両立して行っているのでこれを継続していってほしいです。
<浅井>
最後に、中学生へのメッセージをお願いします。
<堀校長>
周りに流されず、自分の意志で藤島に来てください。はっきりとした思いがないままこの学校に来てしまうと、三年間の高校生活を棒に振ってしまうことにな
ります。三年間はあっという間に過ぎていきます。藤島でで何をしたいか、何を目指したいかを明確にして、藤島での三年間を充実したものにしてください。
<生徒>
ありがとうございました。
いかがでしたか?
入学を考えている中学生の皆さんに、少しでも藤島高校の様子が伝わり、疑問が解消されれば、嬉しく思います。
そして、一人でも多くの方が、藤島高校を目指そうと思っていただけることを願っています。