<テレビ班>

全体会テレビ班の発表を始めます。

今回私たちの班では人々の趣向のひとつであるテレビについて調査しました。

その内容は紅白歌合戦における視聴率の推移、サッカーにおける試合内視聴率の推移、過去と現在の年間視聴率ランクの変化についてです。

まずは紅白歌合戦から見ていきましょう。

これは紅白歌合戦における1962年〜2009年までの関東・関西・名古屋・全国平均の視聴率の推移です。

どの地域においても1980年代後半から視聴率が低下し、かつて80%を誇った視聴率は40%近くまで落ちています。

その原因として裏番組の台頭や音楽の好みの多様性が挙げられます。

紅白以外にも民放各社がさまざまなジャンルの番組を放送しているため、そちらを見る人が増えているように思います。

そして、若者はJ‐POPを好む人が多いですが、それと同じように年配者は演歌などを好むことが多いのも原因のひとつだと思われます。

続いて、ワールドカップについてです。

2006年ワールドカップの日本対クロアチア戦における瞬間視聴率の推移を調査してみました。

この試合は負けてしまえば日本の敗退が決定してしまう試合で、その結果はスコアレスドローでした。

それにも関わらず、全体視聴率は52.7%と高視聴率をとれています。

まずは瞬間視聴率とは何かを説明します。

瞬間視聴率とは毎分0秒のときの視聴率を平均したもので視聴率のデータにおける最小単位です。

チャンネルを回しているときにたまたまついたものはほぼカウントされないシステムです。

この試合では、序盤と終盤のそれぞれ30分くらいは視聴率が低くなっています。

序盤30分ではそれぞれの国歌を歌い、試合が始まってもほとんど動きが見られないからだと思われます。

また、終盤30分になると結果を予測して、見る人が少なくなっていると考えられます。

これは典型的な例で、ほかの試合でもこういった推移はよく見られます。

また、ワールドカップだけでなくその他の様々なスポーツ中継が、このような推移になっているのではないかと思います。

それでは最後に、1995年と2009年で国民の視聴がどう変化しているかを比較してみたいと思います。

1995年は1位・2位ともに紅白歌合戦が占めています。

スポーツでは、野球の日本シリーズや、日本の国技である相撲が多くランクインしています。

この当時の横綱は日本人力士の貴乃花で、国内の相撲人気もかなりのものだったのだと思われます。

さらにこのころには、オウム真理教のサリン事件があり、これに関する報道番組も国民の多くが見ています。

やはり近年最大のテロ事件ということもあり、国民の関心は大きかったようですね。

続いて2009年です。

2009年では、紅白歌合戦は2位と5位で、1995年より順位を落としています。

その紅白に代わって1位に輝いたのは、内藤大助選手と亀田興毅選手のボクシング世界フライ級タイトルマッチです。

人気のある2人の対戦ということで多くの人が興味を持ったのではないかと思います。

そしてこの年は野球のWBCがあったからか、その試合が4つもランクインしています。

さらにバンクーバーオリンピックの選考会でもあった全日本フィギュアの女子フリーもあわせるとTOP10のうち6つがスポーツです。

しかし相撲はランクインしておらず、相撲の人気低下が顕著に表れています。

第8位の24時間テレビのランクインは世間のチャリティに対する関心の高まりの表れではないかと思います。

第9位には北野武がキャスターを務める「情報7deaysニュースキャスター」が報道番組として唯一ランクインしています。

これらの調査結果から言えることは、「時代のニーズに合わせてテレビ業界も変化している」ということです。

例えるなら、紅白の視聴率は年々減少し、年間視聴率が高かった番組のジャンルも毎年変化し続けているということです。

2009年はWBCの開催やバンクーバーオリンピックの前年だったことなどから、国民のスポーツへの関心が高いことが見られるように、テレビというのはそのときを表すものだと思います。

そして、テレビ番組はドラマ・バラエティ・報道など、そのジャンルを多岐に渡らせ、私たち高校生の生活の中にも多大な影響を与えるものとなっています。

テレビを見ない日はないと言っても過言ではないくらいに、人々の生活に密接した情報源なのです。

これからも、テレビと上手に付き合っていきたいですね。

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