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全体会2004 シナリオ

委員長 「……全体会スタートです!」
【暗転】
オープニング
オープニングムービー - Flash 6 形式 245KB (別ウィンドウ表示)
BGM:Luv_A [RadioEdit] 作曲者 Yuji.M
インタビュー映像
・あなたは癒しを必要としていますか?
・癒しグッズを持っていますか?
【明転】
シチュエーションは、学校の帰り道。指導部の某先生に怒られた主人公はひどく腹が立っているという設定で話を始める。主人公はシャツ出しで登場
[チャイム音]
一郎 「あ〜、もう、あの先生腹立つよな〜! シャツ出しぐらいであんなに怒ってさ〜!」
花子 「まぁまぁ……」
次郎 「あんまストレス溜め込みすぎると体に良くないよ、ストレス解消したら?」
一郎 「どうすればいいんだよ?」
花子 「今、流行ってる癒しグッズなんてどう?」
一郎 「あんなんで本当にストレス解消なんてできるのか?な〜んか胡散臭いんだよな〜」
次郎 「あぁ、あんなの全く意味ない! ただの気休めだよ」
花子 「そんなことないよ〜、実際にやってみたらけっこう気分が落ち着くもんだよ!」
次郎 「いや、ぜ〜ったいにそんなことない!」
花子 「次郎君試したことあるわけ? やったこともないのにそういうこと言わないでほしいわ」
次郎 「試さなくてもわかるよ! 絶対効かない!」
一郎 「あ〜、もう、どっちなんだよ!?」
花子 「次郎君はどうしてそんなに否定的なわけ?」
次郎 「そう言われると、なんとなく嫌いだからとしか答えられないが……(ちょっと困った感じで黙る)っていうかさぁ、花子みたいな女が買うならともかく、『癒しグッズ』って普通、一郎みたいな男が買うものじゃないだろ?」
花子 「どうしてそう思うの?」
次郎 「なんていうか……女々しい感じがするんだよな。男がそんなもんに頼るなー! って思う。男だったらもっとたくましく生きてほしいよな!」
一郎 「その考え方……わからなくもないが、なんか歪んでるよな……」
花子 「でも、癒しに頼ることってそんなにダメなことなの? けっこう頼っている人はいるよ」
一郎 「例えばどんな人たち?」
【暗転】
---発表者でてくる
【ピンスポ右】
発表者 「癒しに関する意識調査」では、いま癒されたいかと尋ねると、約9割は「癒されたい」と答えるほど、現代人はやはり何かとお疲れのようです。中でも20代男女と30代女性の「癒されたい度」が高い傾向にあり、「ココロとカラダではどちらの癒しを必要としているか」の質問では、男女とも20代ではココロが疲れ気味のようです。その原因として、20代男女では、恋愛問題があげられ、特に女性では職場の仕事関係があげられます。30代40代の女性では、家事、育児がストレスの原因になっており、既婚者が多くなるせいか、恋愛問題がその原因になることは少なくなっています。全体的に男性では仕事、将来、お金の問題がストレスの原因となっています。30代40代では、ココロよりもカラダのほうが癒されたいと思う傾向が強いです。」

  
【明転】
【ピンスポ切】
花子 「まぁ、世の中には癒しを必要としている人がたくさんいるわけだから、次郎君みたいな頑固な否定派の人も、肯定派の意見に少しは耳を傾けなさいってことね。」
一郎・次郎 「……」
次郎 「……で、一郎、結局お前はどうしたいんだ? 癒しグッズ買うのか?」
一郎 「う〜ん……?」
花子 「あっ! そういえば最近この辺にできた癒しグッズの専門店があるから行ってみたらどう? 次郎君も、買わないで見るだけなら行ってもいいでしょ?」
次郎 「そうだな……で、どこにあるんだ?」
花子 「どこって……ここ!」
---花子がすぐ近くを指さす---
花子 「中に入ってみようよ」
---3人で中に入ったふりをする---
販売員 「いらっしゃいませ〜! ストレスは溜まっていませんか〜?」
次郎 「あ……怪しい……」
販売員 「何かお探しですか?」
一郎 「癒しグッズを探しているんですけど」
花子 「どんなのがオススメですか?」
販売員 「癒しをお求めですか!思い悩み、癒しを求めるあなたには!!新製品のこれがオススメ!!!」
---おもむろに何かを持ち出す---
一郎 「何ですか? それ?」
【暗転】
【ピンスポ右】
CM
『  〜最近、疲れていませんか〜  』
『もうだめだ〜』『と、そんなあなたにコレ!水で薄めて匂いをかぐだけ!!今、注目の新製品、 "スペシャルアロマテラピー"!!!』『この匂いをひとたび嗅げば、気分爽快! だめだめなあなたもスーパーサイヤ人になったような気分になります。3日ぐらいなら飲まず食わずの不眠不休でも全っ然OK!!』『うぉぉぉぉぉ! 全然眠くならない!!』『商品番号58番 スペシャルアロマテラピーお求めは、0776-24-5171(西のゴイナイ)まで』『スペシャルアロマテラピーは、使用上の注意をよく読んで、正しくお使いください』
販売員 「と、会社や学校で上司や先生に起こられ、ストレスのたまった心を癒す、"スペシャルアロマテラピー"いかがですか?」
一郎 「あやしい……やっぱいいです……」
販売員 「えっ? そんな……(弱々しく困った感じの声で)あっ! そうだ! 日本最高の辞書である広辞苑に『癒し』って言葉が載ってないことはご存じかな?」
一郎 「えっ? 本当」
販売員 「本当さ〜! 『癒す』って動詞はあっても『癒し』って言葉はないんだよ〜」
一郎 「へぇ〜、しらなんだ……」
販売員 「『癒し』っていうのは最近でてきた言葉なんだよ〜」
次郎 「ふ〜ん……じゃあ、なんで出てきたんだ?」
花子 「ストレスを感じる人が増えているからじゃない?」
販売員 「そうだね。ある調査では、福井市やその周辺の企業に勤めている人のうち、なんと4人のうち3人がストレスを感じていると答えているんだ」
一郎 「4人に3人か……。けっこう多いなぁ」
次郎 「でも、『癒し』が新しく出てきた言葉なら、現代人は最近『癒し』を求めるようになったんだろ。昔はどうだったんだ?」
旅の人舞台に颯爽と現れる
【ピンスポ左右】
旅の人 「その疑問には私が答えよう」
3人 「誰?」
旅の人 「(無視した様子で)昔も『癒し』はあったんだよ。じゃあ、少し『癒し』の歴史を知ってもらおう」
旅の人 「今から何百年以上も前、人々は日々を生きていくので精一杯だった。そんな境遇の中宗教などで心の安定を図っていたんだ。これが昔の『癒し』」
花子 「そういえば、『癒し』って元々宗教の言葉だって聞いたことがあるような……」
旅の人 「そして時代は20世紀後半。高度経済成長期のころだな。第二次世界大戦は終わったが、別の戦争が始まったんだ。その辺りについて、仁愛大学の助教授はこう言っている」
インタビュー(1分半)
仁愛大学助教授のお話
一郎 「疲れているって言ってもいい世の中になって、癒しに目がいくようになったんだね」
旅の人 「高度経済成長期のころは、物質的に貧しく、富を求めて日々忙しかった。しかし、勤勉な日本人は仕事の忙しさを充実感だと考えていた。そんなハリのある生活の中で一息つける時間・ものこそがこの時代の『癒し』だった。自分にあった息抜きを見つけ、実行していた。こういった行為を『目に見えない癒し』としよう」
次郎 「『目に見えない癒し』か」
旅の人 「バブルが崩壊すると、経済が右肩上がりに成長する時代は終わった。仕事の忙しさをストレスと感じるようになってしまったんだな。そこで、『癒し』の必要性が注目されるようになった。『癒し』という言葉が広まり、企業による『癒し産業』が始まった。『目に見える癒し』が登場したんだ。みんなもまだ覚えていると思うけれど、数年前に大ヒットとなった『たれぱんだ』」
花子 「あ、私もグッズ持ってた」
 
旅の人 「『たれぱんだ』はCG全盛期の中、手書きの温かみを持って登場した。その後のヒットはご存じの通り。『見ていると癒される』ということで癒し系キャラの代名詞のようになった」
次郎 「ヒット、ヒットって言っているけれど、実際はどれくらい売れたんだ?」
旅の人 「どれくらいだと思う?」
一郎 「う〜ん、20億円ぐらい?」
花子 「150億!」
次郎 「2人とも大げさだな。1億ぐらいだろ」
旅の人 「みんな甘いな、正解は関連商品全部含めて300億円以上だ」
3人 「ええっ!」
販売員 「すごいですねぇ」
旅の人 「そして、『たれぱんだ』を生み出した企業は年商70億の大企業になった。これぞ、『癒し系キャラ』の経済効果」
販売員 「ほ、ほかには何かないんですか? ぜひともウチの店の参考にさせてください」
旅の人 「よくぞ聞いてくれた。2000年に発売された『365日のバースディテディ』。これは最初から『癒し』をコンセプトに、OLをターゲットにして作られたテディベアのおまけ付きお菓子だ。売り上げは発売9ヶ月にして30億円」
販売員 「これも大ヒットですねぇ。メモメモ(メモを取る仕草)」
  
一郎 「でも、なぜこの『バースディテディ』がこれほどの大ヒットになったんですか?」
旅の人 「うん、それはやはり『癒し』を開発コンセプトに据えたことと関係がある。花子さん、君はテディベアを持っているかい?」
花子 「え? まぁ。昔、それでよく遊んだなぁ」
旅の人 「そう、それだ! 幼い頃の思い出やテディベアに対する憧れ。それを思い出させるこの商品にOLは『癒し』を見つけたんだ。366種類のベアをコレクションする楽しみもあるしな」
販売員 「う〜ん、幼い頃の記憶とコレクション性かぁ。なるほどなるほど」
旅の人 「では次に『癒しグッズ』を多く取り扱っているロフトの様子をお見せしよう」
  
旅の人 「今の時期はお風呂グッズが充実しているそうだ」
旅の人 「(画像終了後)とまぁ現代人は少なからず『癒し』に触れているんだ。ところで次郎君、私がさっき『目に見えない癒し』といったことを覚えているかい?」
次郎 「まあ……」
旅の人 「だけど今、『目に見える癒し』が身の回りに溢れている。つまり私が言いたいのは現代人のストレス対処能力が低下してきているということだ。『癒し』専門のキャラやグッズに頼るほどにな」
一郎 「ストレス対処能力?」
旅の人 「コミュニケーション能力と言ってもいい。つまり人間関係をうまく保って、ストレスを軽減したり、自分のグチを聞いてくれる友人をつくったりする能力だ。他人と深く関わるのが苦手になってしまったんだな。そのくせ、ひとりぼっちにもなりたくないと思っている。そういった現代人の欲求をうまく捉え、現代人にぴったりの空間を提供して100億円の利益を上げたのが複合カフェ『自遊空間』だ。これをちょっと見てほしい。『自遊空間』の店内を撮影した映像だ」
---『自遊空間』店内映像を流す
旅の人 「(店内映像を見ながら)この店は完全個室制だ。人の姿は見えないが気配はする。そういった空間だ」
一郎 「これが現代人の求める空間か」
---店内映像終了
旅の人 「またこの店には『癒し』をより体現したものとしてアロマの香りとマイナスイオンがただよう酸素バーをおいてあった」
---酸素バー体験の映像
花子 「(映像を見ながら)いかにも癒されそうね」
---映像終了
【ピンスポ切】
【明転】
次郎 「で、酸素にはどういった効果があるんだ?」
旅の人 「ざっとあげるとすぐに現れる効果としては『疲れがとれる・寝付きがよくなる』。長期的に使用した場合には『ダイエット・美肌』があるそうだ」
販売員 「(少し間を取って)う〜ん、ひらめいたぞ! 『スペシャルアロマテラピー』に続く今度の新製品は『365日のバースデー酸素』! 366種類の香りをつけた酸素の缶詰だ」
3人 「もういいよ!」
販売員、3人によって強制退場
花子・一郎・次郎役チェンジ
次郎 「あの〜、ちょっといいですか?」
旅の人 「なんだい?」
次郎 「その癒しグッズで、溜まったストレスを解消できるんでしょうか? 僕はどうしてもそれでストレス解消ができるとは思えないんですが……」
旅の人 「ほぅ……それはなぜ?」
次郎 「癒しグッズなんか買って癒されたからって根本的な解決にはならないと思うんです。だから癒しグッズなんかでストレス解消はできない」
花子 「ちょっと待って! それだったら一般的なストレス解消法だって、みんな根本的な解決にはなってないじゃない。ストレスを解消できないって言ったけど、ストレスが解消できるから人々は癒しを求めるんじゃないかしら? 癒しもストレス解消も、過程は違うけど、ストレスから解放されるためにするっていう目的は同じだと思う。だから、癒しはきっとストレス解消になるのよ!」
次郎 「いいや! 癒しはストレス解消にはならない! それに、癒しとストレス解消は違うものだ!」
花子 「本当に頑固ね」
次郎 「そっちこそ」
花子 「じゃあ、ここにせっかく物知りなおじさんがいるんだから、どっちが正しいか聞いてみようじゃないの」
次郎 「望むところだ!」
次郎・花子 「(同時に)どっちが正しいんですか?」
旅の人 「うっ……難しい質問だね。それに答える前に、このアンケートの結果を見てくれないかな」
【暗転】
【ピンスポ左】
発表者 「全体会のアンケート集計結果では、癒しをストレス解消とは違うものだと考えている人は全体の77%で、藤島の生徒は癒しをストレス解消と違うと考える人が圧倒的に多いようです。その理由として「ストレス解消しても癒されないから」、「解消は能動的に、癒しは受動的に行われるという印象がある」、「ストレス解消にはいろいろな方法があり、その形の中の1つの例として癒しがあるのではないか」などが挙げられます。逆に、同じだと考える人の理由には特にはっきりしたものは無く、なんとなくそう思うようです。では、ここで、先生や生徒の生の声を聞いてみましょう」
インタビュー映像
・癒しとストレス発散は違う?
【ピンスポ左右】
一郎 「癒しとストレス解消の関係は、人それぞれではっきりとしないようだね」
発表者 「関係を定義付ける前に、癒しの効果を説明しよう!」
次郎 「それが、気になってるんだよ〜」
発表者 「結論から言うと、癒しは実際に効果があるんです。癒しにはいろんな種類があるけど、どれも普段は意識して使わない五感を刺激するものなんです。普段は使わない五感を刺激することで、脳の旧皮質を刺激する。ここで問題、旧皮質はどんな役割を持っているか知っている?」
花子 「理科で生理的能力を司るって聞きました!」
発表者 「そうだね、つまり本能です。人間にはもともと自分の体や心を自分で治療する、自己治癒力という本能を持っている。旧皮質を刺激することでその自己治癒力を高めることができるんです。これが癒しの効果です。そうして、自己治癒力が働いている状態がいわゆる『癒されている』という状態なんだよ」
花子 「癒されているというのは、自分自身の力で治療している状態なんですね。」
発表者 「そう。ストレスとかプレッシャーといったものを体の内側で治療して変化させる、それが『癒し』。内側で行われているから静かで受身というイメージがあるんだろうね。」
一郎 「じゃあ、ストレス解消は?」
発表者 「解消っていう言葉どおり、内側にあるストレスやプレッシャーを外側にだすのが、ストレス解消。外側に発散させるから、能動的とか、激しいっていうイメージを持つのでしょう。」
旅の人 「今のを聞いてどう思った?」
花子 「つまり、ストレスやプレッシャーを内側で治療するのが癒しで、外側に発散させるのがストレス解消ってことなんですね」
  
旅の人 「じゃあ、さらに藤高生の癒し事情を見てみよう」
発表者 「このグラフを見るとかなりの人が癒しにお金をかけられるようです。かけられる金額を詳しく見てみると、このようになりました。このグラフから現在、かなり多くの人が『癒し』にお金をかけられることがわかります。このことや『たれぱんだ』などの何十億・何百億という売り上げは『癒し』が1つの立派なマーケットになり、『癒し』という言葉自体がブランド化したことを示しています。『癒し』と宣伝すれば、何の変哲もない商品でも売れるという風潮になっているかもしれません。だから、『目に見える癒し』の消費者である私たちは他のモノを買うときと同様に『癒しグッズ』を買うときはよく考えて買わなければなりません」
  
旅の人 「アンケートに答えてくれた人が、この発表を見て自分の『癒しグッズ』に対する考えを検討してくれることを願うよ。では、わたしはこれで。さらばだ!」
発表者・旅の人退場
【ピンスポ左 切】
一郎 「あの人は結局何者だったんだ……?」
花子 「ところでさー、さっき散々癒しグッズの説明聞いたけど、癒しグッズ以外で、身の回りで癒されるモノって何かある?」
一郎 「そうだなぁ……モノじゃないけど……
  
  
  
……まぁ、いろいろかな」
花子 「私はねぇ……こんなのとかかな?」
  
  
  
一郎 「どの辺が癒し系なんだ?」
花子 「顔とか、声とか……かな?」
「普段ガミガミ怒ってる先生も、こんな同僚に癒されて少しは丸くなって欲しいよな〜」
一郎 「ふ〜ん。ま、いいや。とりあえず今日は帰るよ。じゃあな」
花子 「また、明日」
【ピンスポ切】
3人舞台袖に引っ込む
ナレーター 「後日」
【ピンスポ左右】
次郎 「ところで、かくかくしかじかこんな感じだけど、三郎はどう思う?」
三郎 「僕はもっと身の周りにも、癒しを感じるものがあると思うんだ。絵画や、それに動物を使って癒そうって話も聞いたことがあるぞ」
一郎 「あ、ソレきいたことある。いま絵に癒されるって考えが広まってるんだって。こんな絵があったよ」
  
三郎 「こんな風に、ほのぼのとした、色使いが優しい、誰の目で見ても心の落ち着くような絵がよく見られるよ」
花子 「動物を使っても癒されるって言ってたよね?」
 
発表者 「動物は危険回避のための能力が人間より高いのですが、人間はそのことを潜在的に知っています。だから、動物が安心してるのをみると、ここは安全なのだと、知らず知らずのうちに安心してるのです。治療に使われる動物は飼いやすさや、安全性を考慮して選ばれます。もちろん医療ばかりではなく、ペットを見て安心する、幸せになるというのも、アニマルセラピーの一種です」
一郎 「ふーん、身近なところにも癒しってあるんだね」
次郎 「でも、癒しにばっかりに頼っていても、いけない気がするんだよなぁ……」
花子 「じゃあ、どうやって癒しとつきあっていけばいいのかな」
【ピンスポ切】
【ピンスポ中央】
横田 「全体会、今年のテーマは「癒し」。世の中に突如と現れ、気づかないうちに、我々の生活に密着している癒し。しかし、癒しの実態を知らずにそれを利用している現状。それが、このテーマにした最大の理由。
このステージ上でいろいろと語ってくれたようにいくつもの側面から考えることができる。
では、最後の疑問。人はどのように癒しとつきあえばよいのか。たしかに、癒しは、個人によって考え方が異なっている。グッズを購入して癒すのもよいだろう。自分から、行動して癒しを求めるのもよいだろう。しかし、本来の癒しは目に見えない物ではないだろうか。そして、実感しなくとも無意識に行われている。癒しとは、次の行動の活力・エネルギーを生み出す過程。休息の時間。休息のあとには活動がある。休みっぱなしではいられない。活動あっての癒しなのだ。癒しは手段であり、目的なんかではない。癒しに依存している人がいれば、その人は癒されているのではない。怠けているだけなのだ。
癒しとのつきあい方、それは活動とのバランスをとることだ。難しく考える必要はない。癒しという言葉が新しいからあなたは戸惑っているのだ。癒しは休息だ。あなたが疲れたときに休めばいい。十分な休息をとったあとは、また歩きだそう。」
【ピンスポ切】
エンディング
スタッフロール
全体会鎮魂歌
(放送部の方、制作ありがとうございました)
ナレーター 「これをもちまして、全体会2004を終了します。引き続きまして、お待ちかねの学校祭プロモーションビデオです。今年は、放送部の提供でお送りします。では、お楽しみください」