仮想現実 〜ようこそリアルな嘘の世界へ〜 page4

☆映画班・オープニングムービー☆
◆文芸・映画班発表◆

ナレーション:
 小説が映画化されたとき、あれ?イメージと違う…とか、あの人はこんな声じゃない!などと思った事はありませんか?小説を読んで持つ、登場人物の姿や、声や、風景や、音などのさまざまなイメージは、一人一人違ったものです。
 小説を映画化するということは、その映画の監督が持つイメージを映像化し、多数の人が、監督の、頭の中のイメージ…つまり自分の仮想世界と、他人の仮想世界とのギャップが、違和感をもたらすことになるのではないでしょうか?
ナレーション:たとえば、このシーンはどうでしょう?

スクリーンに「ネバーエンディングストーリー」の本文を映し、あわせて朗読する

ナレーション:
これを聞いて、あなたはどんなイメージをもったでしょうか?色や、姿、声、…色々とイメージしてみてください。では、映画になった場合の映像を見てみましょう。

スクリーンに「ネバーエンディングストーリー」の映画版を映す

ナレーション:
どうでしたか?あなたの持ったイメージとぴったりとあったでしょうか?いえ、多分、違ったはずです。仮想の世界というものは、人によって様々な捕らえ方があるので、それが他人と一致することはめったにありません。ある特定の人…つまり監督の、頭の中の仮想世界を映像化、他人と共有できるもの、それが映画ではないでしょうか?

スクリーンに「マトリックス・アナコンダ・スターウォーズ」を映す

ナレーション:
 現在では、このように映像技術を駆使した映画があります。実は、現代社会には過去の映画に影響されているところが多いのです。
☆映画班・自作ビデオ☆

「鉄腕アトム」オープニングの動画

時は1952年、最初の近未来アニメとして「アトム」が登場しました。
我々と同じように歩き、走り、言葉を話し、そして感情を持っている。
そう、まるで人間のようなロボット「アトム」に、
当時の子供たちはどんなに魅了されたことでしょう!

『アトム、アトム、アトムッ!! 僕が将来君を作ってみせる!』

こう心にきめ、その夢を決して諦めなかった人たちがいました。

テロップ「時はながれて・・・・・」

画像「アシモ登場!!」

みなさんもテレビなどで一度は目にしたことがあるでしょう。
これは1986年から研究をはじめた本田技研工業が
試行錯誤の上完成させた二足歩行ロボット、
その名も「アシモ」です。

ふくいITフェアでのアシモの動画(歩く様子)

ご覧ください!この滑らかな足の運び、手の動き!

ふくいITフェアでのアシモの動画(手を振る様子)

バイバイまでできるんです!なんと愛らしいではないですか!

このような二足歩行ロボットを実現したのは、
今のところ日本だけです。

欧米でもロボットは作られていますが、
このように顔だけだったり、手だけだったり、と
体のパーツ、パーツのロボットしか作られていません。
二足歩行は日本独自の研究によるものなのです。

『鉄腕アトムみたいなロボットを作ってくだ〜さい』

「鉄腕アトム」の動画、ソニー「SDR3-X」の画像

この研究所長の一言から生まれた「アシモ」。
単なるスクリーン上の想像物だったアトムが、
今まさに現実のものになろうとしているのです!!



 わたしたちの身近なところにも、過去の人々が想像していたもので、
現実になったものがたくさんあります。

私たちが良く知っているものとして、「ケータイ」をあげましょう。
 ここにひとつのSFがあります。

「スタートレック」の映像


 これは1966年から現在にかけて、アメリカで人気の会ったSFです。
コミュニケーターという機械を用いて、人々が通信している様子が描かれています。1966年にはまだまだTV電話や小型の無線機というのは絵空事でした。

今から10年後はいったいどんな機械が使われているのでしょうか。

「PSA」の画像

 PSAとは、NASAがスターウォーズにヒントを得て開発した、
宇宙飛行士の宇宙での生活をサポートする球状のロボットです。
カメラ、マイク、ディスプレイ、各種センサーを搭載し、
室内を自由に飛びまわって宇宙飛行士の要求にこたえます。

PSAの主な仕事は、
部屋の照明と温度の調節、船内活動や実験の撮影、
船員同士や地球との交信などです。
すでに実験は成功していて、近い将来のあなたの宇宙旅行の
フライトアテンダントはPSAかもしれません。

 さらに意外なところでも映像が現実になったものがあります。
この写真を見てください。

「旅客機」内部の写真

 これは現代の飛行機の様子です。
今はTVがつけられていて、映画を見たりゲームをすることが出来ます。
次にこの画像をどうぞ。

「2001年宇宙の旅」のロケットの内部映像

1969年に今の時代を想定して作られた「2001年宇宙の旅」です。
TVがついているなど、類似点がかなり多くあります。
1969年にはジェット機が本格的に運航され始め、
テレビはまだ「3C」と呼ばれていた時代です。
さらに驚くことにTVがワイドテレビです。平面でもあります。
この映像は確かに現代を示唆しているといえるでしょう。

映画「フィフスエレメント」の映像

私たちの未来はいったいどうなっているのでしょうか。
車は空を飛び交い、ビルは天までそびえ立つ。
そんな未来がくるかもしれません。

映画「ジュラシックパーク」の映像

技術の発達によって遺伝子から生命を復元できる等になり、
本当にジュラシックパークのような遊園地が出来る日も
そう遠くはないかもしれません。
そして、同じ遺伝子をもった同じ顔の人たちが
町でばったり出会ったりしてしまうかも。

宇宙船の映像

未来旅行は宇宙が主流。
あなたも私も酸素不足。宇宙もくらけりゃ私も暗い。
ひろけりゃ広いほど孤独を感じるそんな時代。
でもこんなのじゃだめ!!私たち生まれ変わらなきゃ!!

アニメ「風の谷のナウシカ」の廃墟の映像

そしてこうなりました…なんていう未来もあるかもね。

司会:
 今までは私たちが完全に受け手になるメディアについてみてきましたが、いかがでしたでしょうか。次はその動画に自らの操作を加えたゲームというものについてみていきましょう。一度もゲームをした事のない人はいないはずです。自分の体験を踏まえながら、ゲームの発表をどうぞ。
→ゲーム班発表へ