SSH研究の仮説

 本校では平成21年度からのスーパーサイエンスハイスクールの実施計画策定にあたり現状の分析をふまえ、つぎのような仮説を設定しました。

仮説1

普通科高校において,カリキュラムやその他の活動の工夫により,科学研究に意欲を持ちSSHコースを希望する生徒を増やし,普通科型SSHコース(クラス)を継続して設定することができる。

仮説2

大学・研究機関等と連携し高度な科学技術に触れる活動を与えることにより,将来性豊かな科学技術系人材となり得る生徒の育成を図ることができる。

仮説3

科学技術を多角的に検討するコミュニティを学校全体に作りあげることにより,コミュニケーション能力に優れた科学技術に深い理解をもつ人材を育成することができる。

仮説4

「科学技術と倫理」をテーマとして研究の基礎技法を学ぶことにより,科学者の社会的責任の自覚を育成することができる。


学校設定教科「研究」

以上の仮説を検証するために、第2学年理科系にSSHコース(クラス)を設定することと、学校設定教科「研究」の中に学校設定科目「研究基礎」、「研究S」、「研究A」、「研究B」を設定しています。

教科の目標

科学に対する高い興味・関心を動機付けとして,生徒が自ら問題を発見し,情報リテラシーをもちながら,その問題解決への自発的・積極的な行動ができるような体験を積ませ,将来あらゆる場面で正しく活用できる倫理観を持つとともに俯瞰的なものの見方のできる人間の育成をする。

学校設定科目

  • 「研究基礎」 《履修対象》 第1学年  《単位数》3単位
  • 「研究S」   《履修対象》 第2学年理科系SSHコース  《単位数》2単位
  • 「研究A」   《履修対象》 第2学年理科系(SSHコース以外) 《単位数》1単位
  • 「研究B」   《履修対象》 第2学年文科系  《単位数》1単位

その他の活動

     
      
      
  • 講演会・大学講師招聘講座
  • エクスカーション
  • サイエンスへの誘い
  • サイエンスチャレンジ
  • 医学セミナー
  • サイエンスステーション
  • 科学グランプリ
  • SSH研究クラブ
SSHの展開

SSH中核的拠点育成プログラム

「南部陽一郎先生の研究への道,その第一歩」

 2008年、本校のOBである南部陽一郎先生がノーベル物理学賞を受賞した。本プログラムは、このことを機に、福井県内の高校から物理に興味・関心のある意欲的な生徒を集め、福井県の高校生の素粒子研究グループを作り、南部先生が研究してきた量子力学や素粒子物理学の魅力を学ばせる「南部陽一郎先生の研究への道、その第一歩」プログラムを実施し、将来の福井県あるいは日本の量子力学や素粒子物理学の研究の中心となる生徒を創出することを目標に実施されます

福井県内の高等学校と日本原子力研究開発機構、福井大学の連携を柱に、海外の高校・大学・研究機関との連携も視野に、現在のエネルギーにおける課題から原子核研究を通して未来のエネルギーについて学ぶことにより、科学技術リテラシーによる行動がとれ、持続可能な21世紀の社会における科学の在り方を考えることができる生徒の育成を目指します。

プログラムの内容

      
  • 大学で原子核と素粒子を学ぶプログラム
  • 原子力発電の現場から原子核について学ぶプログラム
  • 小グループによる課題研究のプログラム
  • アメリカの原子核〜素粒子研究に触れるプログラム

プログラムの参加生徒

 県内の高校2年生の希望者(ただし、参加条件あり)