平成20年度 事業報告 

平成20年度10月までに、実施されたSSH事業の模様をご紹介します。

(平成20年4月〜平成20年10月)

サイエンス・ダイアログ

サイエンス・ダイアログは、日本学術振興会(JSPS)のフェローシップ制度により来日している優秀な外国人若手研究者が、各地の高等学校を訪れ、現在取り組んでいる研究に関してレクチャーを行う制度です。今年度は、この制度を利用して3回の講演を予定しています。

「疫病の研究」(6月26日実施)

医学セミナー

医学セミナーは、本年度から実施され、全学年から医学系進路希望を持つ生徒を対象に、医療現場の医師、看護師そして大学で研究している研究医師などから、医学に必要な素養、心構えや医療の現場の様子などの講義および病院見学などを行い、医学系を目指す生徒の進路意欲を高めることを目標としたセミナーです。

第1回(6月5日実施)

第2回(7月8日実施)

第3回(8月12日・13日実施)

参加生徒のレポート :
8月に福井県立病院で実際の医療の現場を見学しました。患者さんがいる中で、薬局、病棟、検査室、放射線室、救急の現場をまわりました。最新の測定機器をみせていただいたり、救急対応を行う医師や看護師が実際に着ている服を試着しました。貴重な体験を通して、医療への知識や関心が一層強くなりました。

エクスカーション(宿泊研修)

東京大学・理化学研究所等研修

参加生徒の感想 :
東京大学工学部では、最初にバーチャルリアリティ研究室を訪れました。CGを駆使して作られたマヤ文明の遺跡の再現CGや移動式映写機、位置認知システムなど先進的な研究をしていました。3Dインターフェイスの進歩は凄くて平面写真を立体化したりその空間を行ったりきたりできるというのには驚きました。また、人工知能ゴーグルを装着すると見た物の名前が画面に表示されたり、見たものが記録されます。将来は認知症患者への利用研究の可能性があるということが印象的でした。ヒューマノイドロボット研究室では、寝転んだ状態から起き上がるロボット、皮膚の触感をもったロボット、圧縮空気を利用して筋肉の動作に近づけたジャンプする蛙ロボットを見学できました。マイクロロボット研究室では、指で触れるだけでPC上のカーソルが対応するなどすごい技術力が詰め込まれていました。今回の見学を通して、研究者が昔から夢見てきたことが実現されている成果を見ることができ、また、そこで意欲を持って熱く根気強く取り組んでいる研究者の姿が印象に残りました。

エネルギー研修

サイエンスキャンプ(キャリア教育講座)

SSH講演会

「科学を楽しむ 自然界の広がりと私たち」(7月9日実施)

生徒の感想 :
現代は科学技術が発展している時代であり、私たちはそうした科学の産物としっかり向き合っていかねばなりません。人間と科学との関係をよく考え、科学技術を正しい方向に利用していくのは大切だと思います。目に見えなくても実際には起きていることに対して論理的に自分なりに考えるといった想像力が、これからの私たちに求められるべきものであると思いました。

「チンパンジーの親子と文化」(10月31日実施)