「第1学年 職業観育成講座」を実施しました。
この講座は、いくつかの職業の方々によるパネルディスカッションを通して、生徒の「職業観」を育成し、 自らの進路決定に役立てるため、1年生を対象に実施しています。
日 時 平成23年9月30日(金) 第6・7校時(LH)
場 所 本校 新嶺会館3F プラタナスホール
パネリストの皆さん
井 上 毅 様 井上法律事務所
本 多 正二郎 様 清川メッキ工業勤務
宇 野 博 志 様 野村総合研究所勤務
内 田 研 造 様 福井大学医学部附属病院整形外科勤務
職業観育成講座 生徒の感想から
今回、様々な職業に就かれておられる先生方のお話を聞いて、私たちのような頃に、皆さんは、向上心、忍耐力をもって何かに取り組んでおられ、そしてその経験は大人になっても無駄にはならないとわかりました。一日一日、楽しいことを見つけ、それを精一杯こなすことで自己実現を達成したいと思いました。
どの先生の話からも、自分の仕事に打ち込むこと、目標をもって、誇りをもつことという言葉が聞かれました。人生の半分は仕事をしているようなものなので、自分が続けたい仕事を選び目指すことが出来たらと思いました。
自分のことだけではなく、他人のために仕事をしているという先生方の考え方がひしひしと伝わってきました。その先生方のお姿をみて、私もあんなふうに仕事に誇りをもつ人になりたいと思いました。
4人の先生方は、職業も性格も様々でしたが、一つ共通していたのは、「自分の仕事を楽しみ、満足している」ということでした。お一人お一人社会に貢献しながらも、自分の仕事を楽しんでいることがすごいと思いました。自分のしたいことはコロコロ変化するものなので、今すぐ決めるのは難しいとは思いますが、高校三年間でよく考え、自分の将来を創造できるようになりたいです。
今までは仕事というのは自分自身で自信のもてるものや好きなものを選ぶ、また、選ばなければならないと思っていた。しかし、今回の話で、好きなものなど限定する以外に、今の経験や、興味をもてるあらゆること、それが仕事につながればいいと思った。つまり、広い目線から今の生活を大切にし、職業を選ぼうと思った。
いろいろな分野のプロの話が聞けてよかった。自分の世界が広がったと思う。分野は違うが、どれも一生いろいろなことに興味を持ち続けて、その結果としてやりがいを感じたり、苦しみを感じたりするのは同じだとわかった。今の生活では人のためにという実感は得ないが、仕事というものは人のために自分の努力などを生かすものだと思った。それが自分も出来るように今の生活を積極的に取り組みたい。