藤島高校 修学旅行レポート 2007

10月15日(月)から18日(木)にかけて、2年生が沖縄へ修学旅行に出かけました。高校生活最大のイベントともいうべき修学旅行ですが、生徒はみんなそれぞれの楽しい思い出を胸に無事帰ってきました。 主な見学地での研修の様子をご紹介します。

首里城

首里城は那覇市を見渡せる弁ヶ岳にあり、周辺は「首里城公園」となっています。沖縄地方では城のことを「グスク」と呼び、沖縄本島と周辺離島だけでも合わせると200を越える数のグスク跡が存在するといわれ、首里城は2000年に世界遺産に登録されました。生まれて初めて見た首里城は、中国の建物に似ていて壮大で鮮やかな赤色の建物は、我々を異文化また外国の中にいるように感じさせてくれました。特に二千円札のデザインで有名な守礼門を間近に見れたことは感動的で、この島が琉球王国であった時代に、当時の人々がこの下を行き来している様子が思い浮かぶような気がしました。

ひめゆりの塔

ひめゆりの塔は、沖縄戦で従軍看護婦として犠牲になった「ひめゆり学徒隊」を祀った慰霊塔です。資料館には学徒隊の遺品や資料が展示されています。時間が少なくて、満足に見られないのが心残りでした。 戦争は絶対にしてはいけない、また、私たち本土の人間は戦争を知らなさすぎる、 この沖縄戦の事実から目を背けてはいけないという思いを強く感じました。

ガマ

沖縄には「ガマ」と呼ばれる自然の洞窟が無数にあり、現在は戦時中の人々の暮らしの様子を伝える戦跡としての役目を果たしています。私たちが見学をした糸数壕の中は、真っ暗で狭くて、静かで、滑りやすく、とてもじゃないけどこんな所で人が暮らしていたなんて思えませんでした。戦時中の人々は、この中で1ヶ月も我慢していたと思うと、すごく尊敬すると同時に戦争がそれほど恐ろしいものだったのかと思い知らされました。前日にホテルで行われた平和講話の中で、実際に沖縄戦を体験された宮城喜久子さんの話を聞いていただけに、その恐ろしさが身にしみて感じられました。ガイドを務めていただいたおじさんの「君たちは平和国家を築くためにリーダーになってほしい」という言葉が印象に残っています。

おきなわワールド

おきなわワールドは沖縄の文化を体験できるテーマパークです。「沖縄をまるごと見て・作って・味わって・買える」という施設です。沖縄のエイサーのショーを見学したり、民族衣装を着て記念写真を撮ったりしました。椰子の実ジュースが美味でした。また、「神の使い」である白ヘビを触ることのできるコーナーやハブ酒の製造を見学できるコーナーなどもあり、あちこちで悲鳴があがっていました。

タクシー研修

タクシー研修は、班毎に研修地を選択して行われます。運転手さんの案内が驚くほど親切・丁寧で、運転手さんの人間性に福井にはない豊かさを感じました。私たちが事前にたてた計画を見ながら、長時間移動しなくても行けるような穴場を教えてくれたり、あちこちいろいろな所へ案内していただいて、沖縄の色々な場所を見ることができました。沖縄で一番大きなシーサーつまり世界一のシーサーを見上げたときの気分は、忘れることができません。修学旅行の4日間の中で、一番時間に余裕があり、沖縄の空気、自然、人のあたたかさを一番ゆっくりと体感できた日だったと思います。
私たちの行った「かりゆしビーチリゾート」は、珊瑚礁の白と海の淡青色そして空の青が印象的でした。ドラゴンボートはスリル満点で、何回もボートから落ちそうになりました。10月とはいっても、沖縄の気候は温暖で、海水の冷たさが心地よかったです。

美ら海水族館

まず最初に目に飛び込んできたのは、海に面する入り口から見えた眺めでした。気持ちのいい風が吹いていて、その絶景が印象的でした。中には巨大なガラス張りの水槽があり、珊瑚礁など沖縄の海の中を再現した展示となっていて、いろいろな魚がいました。どの魚にもそれぞれの特色があり、泳ぎ方ひとつにも特徴的な魚がいたりして、見ていてとてもおもしろかったです。しかし、一番の見所はジンベイザメです。体長が8メートルあるそうで、水槽をゆっくり泳ぐ様子は、圧倒的な大きさを感じさせるものがありました。外の光が水槽の中に差し込み、水がきれいに輝く中を泳ぐ魚たちの様子はとても幻想的で、たくさんの人たちがじっと見つめたり、写真を撮ったりしました。ここでは沖縄の海をとても身近に感じることができ、思い出にのこる施設でした。

国際通り・公設市場

国際通りは、約1.6kmの通りで、那覇のメインストリートです。周辺には沖縄県庁、那覇市役所等があり、沿道には銀行やホテル、デパートなどのほか、土産品店が立ち並んでいて、お土産を買うならここという感じです。ずらりと立ち並んだお土産屋さんには、Tシャツやお菓子など、沖縄らしいアイテムがたくさんあって、みんな時間ぎりぎりまで買い物を楽しんでいました。また、公設市場では私たちの地元では見ることのできない青色や黄色などの亜熱帯独特のカラフルな色の魚やチラガーと呼ばれる豚の顔が食用として並んでいるのを見ることができました。
時間がもっともっとほしかったです。

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