SSHとは? ( 04.05.24 )

  SSH(スーパーサイエンスハイスクール)という言葉をすでに聞いた方も多いと思う。文部科学省が、いくつかの学校を指定して行う、平成14年から5年間の予定で考案された計画である。藤島高校も今年の4月から指定校になったが、いったいこれでなにが変わるのか。新聞部で独自に取材した内容を今号から数回に分けて、詳しく紹介していきたい。
 まず、第1回目の今回は、SSHの狙いと、それによって藤島高校の理数科系教育がどう変わるのかを報告する。

 SSHの目的は、新世紀の日本の理数科系教育の方向性を探ることにある。具体的にどうするかというと、現場である高校に資金援助をしたり、カリキュラムのある程度の変更を許したりして、幅のある授業ができるようにする。そうして各指定校が独自の授業をして、どういう授業が効果があるのか、どういう授業がよくないのかというようなデータを集める。学校がこれからの日本の理数科系教育に関するデータをとる場になるのである。そのため、指定された高校では、普通は予算が足りなくてできないような実験をしたり、指導方法のある程度の改善をしたりといったことができる。そして、得たデータで今後の理数科系教育の方針を決めるという計画なのである。
 SSH指定校の持つ役割は重大だが、その反面大きな可能性が広がっていると言える。あくまで一例にすぎないが、大学等の先生に講演にきていただいたり、大学で講義を聞いたり、研究を発表したりといったこともできるという。つまり普段の授業の型にとらわれない、いつもならできないようなこともできるわけである。
 私たちの受ける授業の目的は論理的思考、創造性を高めるといったところにある。SSHの指定校は、一見実験材料のように思われるが、私たちにとっても決して無駄に終わるものではないのだ。
 SSH担当の三竹先生は「理数系の感覚を身に付けたいという感じで臨んでもらいたい。理数科系の科目が好きな人もそうでない人も楽しんでもらえたらうれしい」とおっしゃられた。
 これからどのようなことが行われていくのか、続報が入り次第、引き続きお知らせしていきたい。