生化学を知る!!! ( 03.11.13 )

 今年度のSPP(サイエンス・パートナーシップ・プログラム)の一環として、13日、福井大学大学院助教授末信一朗さん(ファイバーアメニティ工学専攻)による生化学の特別授業が本校で行われた。高校では理科は物理・科学・生物・地学4分野に分かれているが、これらは研究が進むにつれ、その境界線が見定めにくくなるという。この理念に基づいた分野の一つに「生化学」がある。
 授業ではまず腐敗・発酵の大切さの説明から始まり、後にパン酵母を使った発酵実験を行った。砂糖・麦芽糖・澱粉にクエン酸液・酵母などを加えた液を、ゴム手袋に入れてしばり、人肌程度のお湯につけてその変化を見るという内容である。数分後に「砂糖+クエン酸液+酵母」の液を入れた手袋が、風船のように膨らんだのを見て、参加した生徒ならびに先生たちからは感嘆の声が上がっていた。ただ、酵母やゴムの特殊な臭いに悪戦苦闘していた人もいたようだ。会場は時々笑いもおこるような和やかなムードに包まれた。この講座はあと2回行われる予定で、更に藤高生の感性を引き出す実験が期待できそうだ。